ダイビング ボートダイビング自信をもってできますか?

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ボートダイビング自信をもってできますか?

ボートダイビングのメリット

 

ボートダイビングとビーチダイビングの違いは、

① エントリーした真下が見どころ

 

熱海の沈没船

 

例えば、水深15m付近に見どころがあるスポットで、ビーチダイビングの場合は、結構泳いで移動する必要があります。

ボートダイビングの場合は、見どころのほぼ真上までボートで移動することができます。

 

② 沖合いのダイナミックな生物や景観

 

ギンガメアジの群れ

 

ある程度水深が深くなるため、大きな岩や魚群などの景観を楽しむことができます。

 

③ 楽にエントリーができる

ビーチエントリーの場合は、器材を担いでエントリーまで移動する必要がありますが、ボートの場合はボートに乗ればほとんど移動の必要はありません。

 

ボートダイビングの手順

ボートダイビングとビーチダイビングは段取りが異なります。

ボートダイビングの流れを把握できていますか?

覚えているか確認してみましょう。

 

① 乗船前準備

② 乗船

③ エントリー

④ 潜降

⑤ ファンダイビング

⑥ 浮上

⑦ 安全停止

⑧ エキジット

 

① 乗船前準備

ボートダイビングの大事な心構え2つ。

・乗船時間が決まっているため、時間厳守

・早め早めで素早く準備

ボートダイビングは出船時間があらかた決まっているので、時間厳守になります。

伊豆の場合は、漁船に乗ります。

 

酔いやすい方は、船酔い対策も忘れずに

・心配だったら1時間前に酔い止めを飲む(アネロンニスキャップ、センパア)

・朝食に柑橘類や油物は避ける

 

乗船前準備すべきことは?

・器材をすべて装着

・バディチェック

・マスクに曇り止め

・グローブも装着

・フィンとマスクをもって乗船

・忘れ物チェック

・フィン、マスクは腕に通す

 

② 乗船

 

漁船で移動するダイバー

 

乗船は一人ずつスムーズに行い、指示されたところに座ります。

船の上はバランスが取りにくいので、転ばないように気を付けましょう。

 

③ エントリー

ボートダイビングのエントリー方法は2種類あり、ボートの種類によって使い分けます。

両方のエントリーを経験し、自信と余裕をもってできるようにしましょう。

 

シッティングバックロールエントリー

 

バックロールエントリーするダイバー

 

船べりが開かない、波があり立っていられないときに使います。

・BCDに空気を入れる

・マスク、レギュレーターを抑え、片方の手でストラップを抑える

・おしりをズリズリ海側へ移動

・勢いをつけず、タンクの重みで落ちる

 

ジャイアントストライドエントリー

 

ジャイアントストライドエントリーするダイバー

 

船べりが開くタイプで、波がなく立っていられるときに使います。

・BCDに空気を入れる

・マスク、レギュレーターを抑え、片方の手でストラップを抑える

・遠くを見る

・胸を張る

・一歩大きく踏み出す

 

エントリー後、浮上したら線上の上にいるインストラクターにOKサインを出します。

船首側にあるブイを目視してそこまで泳ぎ、水面ではレギュレーターかスノーケルを必ずくわえておきましょう。

波が高いときはレギュレーターをくわえます。

ブイについたらロープを離さず、呼吸を落ち着かせて、全員揃うのを待ちます。

 

④ 潜降

 

潜降するダイバー

 

ロープから手を絶対に離さず、集団でまとまって潜降します。

潜降の手順

・呼吸を落ち着かせる

・BCD、ドライスーツの空気を抜く

・右手でロープをつかむみ、離さない

・水圧が急激に変化するため、コマめに耳抜きを行う

・ドライスーツへの給気

・中性浮力をとりながら潜降する

・着底前に中性浮力の状態になる

 

⑤ ファンダイビング

 

岩と岩の間を泳ぐダイバー

 

ボートダイビングは平均水深がビーチダイビングよりも深いので、よりこまめに残圧計、ダイブコンピューターのノンストップリミットをチェックし、

前を泳ぐインストラクターと同じ水深をキープするように移動しましょう。

 

⑥ 浮上 ⑦ 安全停止

 

ボートダイビングで浮上するダイバー

 

急浮上をしないようにBCDの排気を行い、中性浮力を取りながら安全停止を行います。

浮上の手順

・ロープを掴む

・こぶし一個分づつ上がる

・BCD、ドライスーツの空気を抜く

・5m3分安全停止を行う

・浮上開始

・水面で浮力の確保

 

⑧ エキジット

 

海面から船に上がるときのラダー(はしご)の上がり方、乗船後が要注意です。

エキジットの手順

・一人ずつラダー(はしご)へ向かう

・待っている人は必ずロープをつかむ

・フィンを脱がせてもらう

・ゆっくりラダーを上がる

・奥からつめて座る

注意点としては、ラダーは両サイドではなく横になっている棒をつかみましょう。

ラダーを上がってる人がいるときに、ラダーの下に行かないようにします。

乗船後は転ばないように踏ん張りましょう。

 

迷子(はぐれる)になったときの対処法は?

・1分間その場にとどまる

・フロートを打ち上げる

・水面で浮力を確保して待つ

 

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