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水中トラブルのほとんどの原因は?
スキューバダイビングは、水中という人間では住むことができない環境で行う遊びです。
楽しく継続するためには、安全を確保してダイビングができていることが大前提です。
では、安全を確保してダイビングするために必要なことは何でしょうか。
◉起こりうるトラブルを未然に防ぐことができる
◉万が一起こってしまった時に適切な手順で落ち着いて対処できる
この2つが重要です。
①寝不足や二日酔い、風邪気味
こういった時に無理をしてダイビングをするとトラブルを起こす確率は高くなります。
未然に防ぐためには、ダイビング前日は深酒はせず、しっかりと睡眠をとりましょう。
少しでも体調がすぐれない、いつもと違うと思ったらダイビングをやめる勇気も必要です。自分の体を第一優先にしましょう。
②既往病の再発
病気によっては水中で発症するとトラブルにつながってしまいます。
未然に防ぐためには、PADIダイバーメディカルにチェックのある方は年に1回医師を受診しダイビングしてもよい許可をもらいましょう。
既往病はなくダイビングをしていたが、該当項目の病気を起こした場合は、PADIダイバーメディカルのチェックを医師からもらいましょう。
③水中で息苦しさを感じる
激しく動いて呼吸が荒れてる、メンタル的にドキドキして呼吸が荒れているということではなく、
残圧があるのに息苦しいという場合は、肺の中に体液浸水の可能性があります。
未然に防ぐためには、陸上でもダイビング中でも少しでもいつもと違う何かを感じている場合や
1本目と2本目の休憩中に少し体調がすぐれない気がするなどあれば即座にダイビングは中止しましょう。
これくらい大丈夫かという過信がトラブルにつながることもあります。
万が一水中で体調不良を感じた場合は、『体調不良のサイン』を出し、バディもしくはインストラクターと一緒に浮上速度を守って浮上しましょう。
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