ダイビング 携帯必須！命を守るダイビング安全グッズでリスク回避

 

みなさんの自宅には防災グッズで万が一天災起きた時の対策できていますか？

大きな地震が起きた直後は、今後起こった時のためにと用意しなくてはという気分にはなると思うのですが、

意外と時がたてば必要性も薄れていき、結局対策できていない…とうい方は多くいると思います。

ダイビングも同じで、万が一に備えて安全グッズを携帯しておくことが重要です。

 

一度想像してみてください。

 

あなたは漂流して、水面に浮かんでいます。

少し先にボートが通過しようとしています。

太陽が出ているお昼、雨や曇り、夕方、夜

それぞれの条件のときに、

どのようにして自分の居場所を伝えることができますか？

 

 

考えられましたか？

それぞれの状況下で役に立つ安全グッズをご紹介します。

 

 

もっともメジャーな安全グッズですが、みなさんは携帯していますか？

シグナルフロートは、水面で自分の居場所を伝えるために使用します。

潮に流されてグループからはぐれてしまった時や、ドリフトパラオなど、

ドリフトダイビングが主流のエリアでは、全ダイバー携帯が義務付けられている場合もあります。

※ドリフトダイビングとは、流れ（潮流・海流）のあるところでダイビングを行い、

潜降したところとは違う場所で浮上します。

ただ、荒れていて波が高い日は、フロートが波で隠れてしまって、見つけるのが難しくなります。

2mくらいの高さのあるフロートを使用すると発見されやすくなります。

まだお持ちでない方は、携帯をおすすめします。

 

 

シグナルミラーは、水面で光（太陽光）を反射させて自分の居場所を伝えるために使用します。

なんて古典的な発想と思う方もいるかもしれませんが、反射した光は上空を飛ぶヘリコプターにも届きますし、

約2〜4km先まで光が届きます。

小型で、BCDのポケットに入れておいても邪魔にはならないので携帯しておいても損はないでしょう。

ただ、デメリットは、太陽が出ていない曇りや雨の日、夕方以降は有効ではないので、

他のアイテムと合わせて持っておくことをおすすめします。

 

 

スクーバアラートは、タンクの空気を利用して音を出すことができ、水中でバディや仲間に、

または水面でボートに向かって合図を送るために使用します。

水中だけではなく、陸上でもそれなりに大きな音が出るため、漂流時にも役に立つ可能性があります。

水面では1km~1.8km先まで音が届き、水中では約20ｍ～30ｍ先のダイバーに音が届きます。
（音圧：115～125ｄB）

BCDのパワーインフレーターとインフレーターホースの間に取り付けます。

音を出すことができるものは1つ携帯しておくことをおすすめします。

 

 

スクーバアラートと同じで、水上で音を出して自分の居場所を伝えるために使用します。

水陸両用のホイッスルもあります。

ダイビング用のホイッスルは、普通の笛とは違い、少量の空気量で音を大きく、

より遠くに響かせることができる特殊な構造になっているものもあります。

ホイッスルは手軽に携帯できるので、おすすめです。

 

ストロボライトは、水上・水中で点滅式LEDの光で自分の居場所を伝えるために使用します。

夜の水上や日中のダイビングで透明度が悪い海の中でも居場所を知らせるために活躍します。

夜のシチュエーションも想定して、光で知らせるグッズも1つ携帯することをおすすめします。

 

 

バディランヤードは、視界不良時や流れのある時にバディ同士をつなぎ止めるために使用します。

水面で漂流時にバディと離れないために使用することもできます。

こちらも軽量小型なので、携帯しやすいグッズです。

 

備えあれば憂いなしです。

いざという時のために、役に立つ安全グッズを携帯しましょう。