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中性浮力のコツ1.適正ウエイトを把握する
ウエットスーツの時は?
ドライスーツの時は?
両方すぐに出てきましたか?
適正ウエイトを把握して、潜ることは、中性浮力を習得する上でとても重要です。
ウエイト量が少ないと水面から全然潜降できないこともありますし、逆にウエイト量が多いと
オーバーウエイトで沈み気味でBCDの操作をたくさんすることになり、無駄な動きが増えます。
タンクの素材は、スチール・アルミの2種類あります。
伊豆の現地サービスはスチールタンクが多く、国内外リゾートはアルミタンクが多いです。
※東伊豆・宇佐美、川奈は、アルミタンク
スチールタンクかアルミタンクか、ウエットスーツかドライスーツかによってもウエイト量が変化します。
慣れるまでは目安で確認して、適性ウエイトを調整しましょう。
◉ウエイト目安表(スチールタンク)
体重 | ウエットスーツ | ウエイト量 |
45〜50kg | 5mmワンピース |
1〜2kg |
50〜60kg | 5mmワンピース |
2〜3kg |
60〜70kg | 5mmワンピース |
3〜4kg |
※ドライスーツの場合は、3〜4kg増やす
※アルミタンクの場合は、2kg増やす
例えばウエイト量が8kgの場合、すべてのウエイトを腰に配置すると下半身が下がり気味になり、
トリム姿勢を取ることが難しくなります。
特にドライスーツの時は、ウエイト量が増えるので、一箇所にウエイトを配置するのではなく、
分散させることでバランス良くなります。
腰に付けるウエイトベルト以外にウエイト配置・分散できるところはどこでしょうか。
① BCDウエイトポケット
使用する場合は、2kgではなく1kgのウエイトを入れる方がよい
② ウエイトベスト
ベストには、1枚500gの鉄板を5枚配置できます。必要分だけ必要な場所に配置できるので、非常に万能です。
③ BCDタンクウエイトポケット ※メーカーがアクアラング
あまり使用頻度は多くないが、アルミタンクでタンクから浮いていきやすい場合に1kgづつ入れる
足が下がり気味の姿勢の場合は、上半身に分散させると水平姿勢が取りやすくなったりするわけです。
水中は500g、1kgでバランスは大きく変化するデリケートな環境です。
自分の適正なウエイト量と配置を整えましょう。
⇒⇒ 中性浮力コツ2.呼吸を意識的にコントロールする
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