みなさんはダイビングに行く前にどんな事が知りたいですか?
きっと、水温とか透明度とか知りたいんじゃないかなぁ・・・っ て勝手に思いました。
そこで『とれたて新鮮・伊豆定食』と題して、
主に伊豆でのツアーの報告をさせて頂いちゃおうと思っています。
皆様の参考になればとても嬉しいな。
  インストラクターコース 2011年04月10日(日) みちい
地震の直後から、土日のほとんどをIDC(インストラクターコース)

に費やしてるみちろんが今回の伊豆定食を担当します。

そんなIDCも次の土日で終了です。「長かったようであっという間だった」、

というのが正直な感想です。朝から晩まで同じ釜の飯を食う仲間ってのは

親密感や結束力が生まれます。長い講習でお疲れだとは思いますが、

参加されてる方の感想は、毎回『充実感』なのです。

「趣味を極めてみたい!」「ダイビングのことをもっと知りたい!」

という方の欲求を満足させるに余りあるボリュームなのです。

どんな事を勉強するか・・・一部ご紹介してみたいと思います。

イントラとしてでなく、ダイバーとしてのメリットという視点で説明します。

 ・『基本20スキルをデモンストレーションレベルまで練習する。』
  →ダイビングに潜在するリスクに対する予防や対処が飛躍的にUP!!!

 ・『レスキュースキルもデモンストレーションレベルまで練習する。』
  →人を助けるような状況のスキルをデモレベルまで磨くという事は、
   かなりダイビングスキルが熟達するということでもあります。
   水中という陸とは異なる環境での体の使い方も上手になります。

 ・『学科講習の仕方を学ぶ。それもPADIのあらゆるコースを勉強します。』
  →心理学者がどういう内容をどういう順番に話したら、ゲストの心に
   浸透するかを考えて作られたプレゼンテーション準備表を使って
   行います。日本の『起承転結』とはまた違った構成で、とても勉強に
   なります。PADIのエントリーコースから、ステップアップコース、
   環境保護についてもプレゼンが出来るようになれます。

 ・『プール講習&海洋実習の仕方を学びます。それもPADIのあらゆるコースを』
  →オープンウォーターダイバーコースからダイブマスターコース、
   さらにはアドベンチャーダイブまで多くの知識や技術が身につきます。
   アドバンスで使った教科書には色々なダイビングが紹介されてます。
   そこにはロープワークをはじめ、レック、写真、流氷、ナイト、などなど
   多くの楽しみ方が載っているのです。そんなコースについても学べる
   レクリエーションダイビングの集大成でもあるのです。

この他にもまだまだやることは沢山!

それだけに合格した時の喜びも大きいのです。

頑張れ、日本! 頑張れ、候補生!!
   
   

  AOWコース 2011年02月24日(木) みちい
先週末は、久しぶりにAOWコースを担当しました。

5名の受講生とアシスタントで参加のAちゃん、そして私の計7名。

2日間で5種類のダイビングを体験できるコースなので、それだけ内容も盛沢山。

食事とお風呂以外は、何かしらダイビングに携わっている感じです。

ナチュラリスト、ナビゲーション、ナイト、ディープ、カメラを行いました。

ダイビングって、海に入ってるだけでも楽しいのかもしれませんが、

楽しみ方の術が多ければそれだけ環境に左右されずに楽しめるようになるんです。

そしてディープダイビングを通して自分の潜る領域も広げていけます。

さらに、同じ目標を持った仲間というのは潜る度に仲良くなりますよね。

織田信長は「天下布武」の世界を望みましたが、ダイビングは「天下布夢」の

世界が創造できます。異なるもの同士が、争うことなく、互いに好きなことを

追求しながら一つになっていく。一人の夢がやがて皆の夢になっていく・・・。

ちょっと大げさですかね!?でも楽しいことに全力で取り組むって豊かな人生を

送るのに必要なんじゃないでしょうか!?

今回身に付いたことを今後のファンダイブに生かしてくださいね。

P.S.今年は2月だというのに16℃もありました。そして大瀬の外海は

透明度が20M!!!この時期ならではですね。

  6/6〜7セルフダイバーコース 2009年06月08日(月) みちい
久しぶりのセルフダイバーコース、そして伊豆定食も久しぶり。

セルフダイバーコースって何するか知ってますか?

・・・・・。やはり。実は参加者も良く分かって無かったです。

朝の車でまず「今回って何するんですか?」「どこ行くんですか?」と。

そこでセルフダーバーコースとは?ということを少し説明します。

【セルフダイバーコースとは?】
1.器材によるトラブルを未然に防ぐ
2.水中での器材によるトラブルに対処する
3.その他のトラブルに対処する
4.基本スキル強化
こんなところでしょうか?器材によるトラブルって未然に防げることがいっぱい。
水中で起きない方がいいですよね?そんなことが分かります。そしてそれでも
起きてしまった時は対処できるようにしておきたいですよね?そんな事を
シミュレーションしてマスターします。どちらかというと自分自身の為という
要素が多いコース内容になっております。

【では、レスキューダイバーコースとは?】
アウトドアスポーツをしている以上、いつ何時グループのメンバーにトラブルが
起きるか分かりませんよね?その時はグループ全員の協力が必要になります。
自分はCカード取ったばかりだから・・・ではないんです。滅多に起きませんが、
そんなリスクがあるのです。ま〜陸上で心臓押さえて倒れる人もいるので持病と
いう問題も含みますが。当然イントラは率先して助けに行きますっ!それこそが
私たちの一番の価値だと思います。そしてAEDを取りに行ってもらったり、
救急車を呼びに行ってもらったり、水から上げる時に足を持ってもらったり、など
やはりグループ全員の協力が必要なのです。その時あなたならどこまでなら出来ますか?
それを知っていただきたいのです。さらにパニックという言葉がありますが、
いきなりパニックって起きるのでしょうか?実はそれまでに我慢してることが
沢山あるんじゃないですか?その時点で対処すれば楽だと思いませんか?
こういうことも分かると思います。つまりレスキュー隊を作るコースではありません。
全てのダイバーに知っていただきたい内容なのです。

いかがでしょう?
折角ダイビング始められたのですから、MSD目指してくださいね。
楽しみ方を深めてこそ分かる楽しみや感動はありますから。

今回3名無事終了です。おめでとうございます!!

  1/10 江の浦2ビーチツアー 2009年01月10日(土) みちい
  ポイント  江の浦2ビーチ
  水温    17℃
  透明度   13M
  食事    海鮮鍋(味噌味)
  オプション 新春セール
  生物    カエルアンコウをはじめ沢山

 今日はポカポカ陽気でした。とは言えこの時期を快適に乗り切るためには
 やはり工夫が大事!私の工夫・・・
 1.陸上で長くいても暖かい格好をする。
 2.インナーは汗処理のしてあるもの。浮力よりも保温重視。
   専用インナーの下にさらに薄手インナー
 3.フードは絶対につける。
 4.上がってから気化熱で体温を奪われないようにすることが大事。
   休憩中は必ず脱ぐ、スーツのままお風呂に入るのは最後のダイビング後
   (休憩中に入ると、中が蒸れて次のダイビング時に冷えるから)、
   温水シャワーを浴びたらすぐに髪を乾かす&ニット帽で耳まですっぽり
   かぶる。
 5.直貼りカイロを下っ腹に貼る
 6.トイレに行く回数を減らしつつ水分を補給
   (コーヒー、お茶は厳禁、水にする)
 7.あがったらドライの排気バルブをロックしてスーツ内に空気を多めに入れる。

  秋とは違う工夫が大事なんですね。
  そして魚が少なくなったなんて思ってる方は自分より大きな岩を丹念に探して  みてください。

  冬は寒いのはしょうがない、なんて思わずに快適に楽しむ術を一緒に
  あみだして行きましょう。そしてこの時期ならではの楽しみ方をして
  休日は海で過ごしましょう!
  閉塞感漂う最近ですが、休日は心身共に自然の中でリフレッシュして
  翌日からの仕事を頑張ってください。

  そして、おまけ。
  3月末まで期間限定の味噌味の海鮮鍋!これは絶品!!
  終わった後は雑炊かうどんかラーメンを入れられます。
  私は雑炊がおススメです。

  さらにおまけ。
  帰りに東戸塚店の新春セールに行ってきました(拉致!?)。
  福引で運試し、いつもよりダイビンググッズが多くて皆さん興味津々。
  こちらも大いに盛り上がりました。

  今年もザ ダイブファクトリーをよろしくお願いいたします。   

  12/6熱海洞窟2ボートツアー→??? 2008年12月08日(月) みちい
残念!海況が悪く富戸2ボートツアーに変更しました。
熱海の洞窟ポイントは冬のみ限定のスポット。
楽しみにされていた方、ごめんなさい。

行けなくはないが、うねりが大きくボートの上、水面、水中どこにいても
気を抜けなく無我夢中のダイビング、上がっても風がビュービューでとても寒い。
もし熱海を選択したらこんな感じだったかもしれません。
それよりも、上がってからもポカポカ、ボートの上、水面、水中は力を抜いて
リラックス。こちらを取りました。

そして今回潜ったポイントは『ヨコイソ(MSDチームはヨコイソ沖)』。
私も初めて潜りました。ここはサメが見られるそうです。
今回はゆっくり探せなかったので見られませんでしたが・・・。
透明感溢れる冬の海、20M以上見られたと思います。
そんな中、空を飛んでるように中層を泳いで沖の漁礁を目指します。
沖の漁礁には魚の群れが沢山います。もう1回行って見たくなるような
素敵なポイントでしたよ。富戸のフトころの深さを思い知りました。

2本目は代表的なポイント『マエカド』。ここは1本目の印象に負けない位の
魚影の濃さでした。時期もあるとは思うんですが、今の時期は群れの中を泳ぐ
って感じでした。

個人的には熱海の洞窟でなくても良かった満足の2本でした。
青い水、目の前がふさがる位の魚影、空を飛んでるような心地良さ。
ありがとう、ドライスーツ!ドライがなかったら日帰りでこのようなダイビングは
出来なかったことでしょう。今回薄手のインナーで潜りましたが寒かったです。
やはりワールドダイブのインナーが必要な時期なのですね。
インナーが古くなって気泡が潰れてしまっている方はそろそろ買い替えてみて
ください。寒さって我慢しなくても着るもの(ドライやインナーやアクセサリー類)で防げるんですよ。
寒いから冬眠しようという方、その前にご相談下さい。
寒さ対策、かなりこだわりあります。


  ブルーウォーターダイビング 2008年08月30日(土) みちい
黒潮が最接近するこの時期、潮目のまわりには何百匹もの
シイラの大群、イルカ、マンタ、クジラ、ジンベエなど
大物が回遊してきます。
そんな大物たちをクルージングしながらダイビングやスノーケリング
で観察します。
なんて素敵なダイビングでしょう!?

ところが・・・、駿河湾から黒潮が随分離れてしまってるではないですか!
さらに雷に豪雨です。ホントに大丈夫なんでしょうか?

ダメでした。天気はラッキーにも回復しましたが、やはり前述の理由により
行くのを断念しました。
そこで、船で30分以上移動した波勝崎沖マリンロボでブルーウォーターダイブ
もどきをやりました。このマリンロボは浮漁礁なんですが、風向、風速、気温、
気圧といった気象情報や水温、流速、流向といった海況を観測する機能が搭載されてるんです。
陸にいながら沖の海況がリアルタイムでわかるのです。
そこにはシイラ、ツムブリ、カンパチなどがいっぱいいます。
ダイビングとスノーケリングをたっぷり堪能しました。
ブルーウォーターダイブもどきというのは黒潮ではないけれどブルーウォーター
ダイブと同じスタイルで潜ったということです。
船からブイを流してその下に水深10M位まで潜降ロープがついてます。
そこにロープをくくりつけてもう片方を自分のBCにつけます。
この状態で黒潮の中を流されるというものです。
もう1本は田子の期間限定ポイント『田子島外海』。ここには2匹のイルカが
住みついてます。警戒心が強くて今回は会うことができませんでした。
ここをドリフトしたのですが、透明度20M位。水深を15M位まで落とすと
ソフトコーラルがフワフワと沢山岩にくっついてます。魚の群れもとても多く
タカベ、イサキの群れが中層に沢山、カンパチの群れ、さらにはツバメウオの群れ
まで私達を出迎えてくれたのです。

今回は残念ながらブルーウォーターダイビングの報告はできませんでしたが
田子の海はそれを忘れさせてくれる位素晴らしかったです。

参加していただいた皆様ありがとうございました。
来年こそはっ!リベンジですねっ!!

  宮川湾ってどんなところ? 2008年06月14日(土)21:05 みちい
三浦半島の先端に位置する宮川湾はとても良いところでしたよ。
何が良かったか?
 ・東京から車でわずか1時間半→朝はいつもよりゆっくり!
 ・ダイビングのキャパは小さいが人数制限がある→混んでない!
 ・食事処が多い→マグロが美味しい!
ホラッ、良いでしょ?
おっとダイビングの事書くの忘れた。
 まずダイビングボートは平船なので狭くないのです。そしてエントリーもしやすい。
 ここは東京湾と相模湾の潮の接点に位置してて潮流の吹き溜まりになってるので
 両方の湾から流れ着いた多くの生物に出会えるのです。ソフトコーラルも多く生息
 してます。カエルアンコウ、ハナタツ、ウミウシなどネタは色々。今回は何と!!
 ダンゴウオが観られました〜〜〜。1本目は1センチ位、2本目は2ミリ位。
 この時期に観られるとは思いませんでした(→ここだけの話、水温が2度位低い)。
 マクロばかりではないですよ〜。人懐っこいイシダイ、スズメダイやテンジクダイの
 群、アオリイカの産卵床も入ってるのでこれからが楽しみです。
 終わった後の楽しみはやっぱりマグロです。近くには定食屋が結構あるのです。
 『海舟』というところでご飯を食べました。個室でとてもキレイ、しかもボリューム
 もあります。街並がちょっとレトロで海風も心地よく散歩も楽しめるのでは?

 東京からわずか1時間半で日帰りで旅行気分満喫、生物豊富でマグロが美味しい
 宮川湾、是非次回行ってみてはいかがですか?

 水温:水面21度、水底18度
 透明度:5M
 スーツ:参加者はドライ(私はロクハン)
 ポイント:1本目カサゴ根、2本目トビ根

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